震災から半年が経ちましたが、被災者の方ばかりではなく、支援を行う方々も振り向く間もなく、がむしゃらに走ってきたのではないでしょうか。極度の緊張感の中で、なかなか進まない復興にイラダチを感じながら、それでも時間が過ぎてゆきました。 悲しみ、失望や怒り、そしてため息を何度もらした事かと思います。
でも、今からは、それを「望み、希望、笑顔」に変え、前を向いて力強く歩き始めなければなりません。 震災後半年経った今を気持ちの折り返し点として、皆が気持ちを切り替えて行かねばならない時期だと考えています。第2回目の「道のカフェ」開催は、その様なタイミングで開催されたことを嬉しく思います。
この「道のカフェ」が、半年間の緊張をほんのちょっと心を緩め、穏やかに、そして和やかに過ごす時間を、そして、忘れかけていた小さな笑顔を、被災地の皆さんに思い出していただくきっかけになることを願っています。それがこれから始まる復興へのパワーになると信じています。
また私どもでお手伝いできることがあればいつでもお声をかけてください。東北の復興を皆様と一緒に支えて行きたいと願っています。
ロート製薬株式会社
代表取締役社長 吉野 俊昭